高円寺GEARと20000Vのおとぎ話

思い出の詰まった地下の階段に捧ぐ

吉良大介

51分 (30,555文字)
両ライブハウスが入っていたビルの取り壊しが決まった時に描いた作品です。あのハコへの僕の思いは、この小説で完結させました。

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あらすじ

二人を結びつけた、思い出のライヴハウスが消える。 高円寺に暮らすパンク・ロッカー、アイヴィーとシン。出会ってから数年、子供から大人へ変化を遂げた二人の耳に、火事で閉店を余儀なくされたライヴハウス「ギヤ

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