バック・トゥ・バック

アイツらの背中をずっと見ていたんだ

吉良大介

16分 (9,495文字)
とある夜に、顔見知りのドラマーと始めてサシで飲みました。その時に感じたことを物語にしました。荒木君に捧げます。

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あらすじ

長年、アイツらの背中を見続けてきたベテランのドラマーが、「最後の夜」に吐き出した思い。 長編小説「フラッシュ」の世界観で描いた作品です。 (「フラッシュ」をお読み頂いてからの方がより興味深いと思います

感想・レビュー 3

物悲しくも力強い作品!

どストレートな感情がぐいぐいと心に引きずり込んでくる作品でした。主人公に深く刻まれた皺さえ見えてきそうなほど、歴史や情熱や今の葛藤を嘘のない文章で描かれているように私には思いました。 所々、センスを
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感動しました。

古き者はいつか去り、新しい者たちがやって来る、寂しいセリフだけど、好きなセリフでした。
ネタバレあり
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感動して、泣きました。

[今も、今で、いいよ、気持ちのいいやつらばかりだし、俺を立ててくれるし、 そもそも、もめ事になるような事も、昔と比べたら、随分なくなった。でもさ、時々懐かしくなるんだ。あんなしどかったあの頃が...。
ネタバレあり
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