優しい孤独

雨の日、ひとりの猫をひろった。

moco.i

46分 (27,327文字)
推敲と共に改題しましたm(__)m(旧題『猫になる』)

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あらすじ

雨の夜、玄関ポーチで雨宿りをしていた彼女を家にいれたのは、なにかの予感だったのかもしれない。 ソファーに落ち着いた彼女は、僕がだしたホットミルクを飲みながらいきなり言った。 「私、猫なんです」 そ

感想・レビュー 3

涙に癒される

もしかしたらこんなことがあるかもしれない。読了して、本当に思いました。 雨の夜「猫」を偶然招き入れた彼。そこから穏やかに綴られる文字を追ううちに、世界へ引き込まれて、最初は読者のつもりでいたのに、いつ
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深い思いが詰まった作品

突然愛する人がいなくなってしまって、生きているかどうかも分からないとしたら、残された者は何をどう受け止めていいのかも分からない。あらゆる想像で空いた穴を埋めるしかない。 主人公の想いはチェロの音色と相
ネタバレあり
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大切な想いは、きっとこれからも支えになる。

優しい気持ち 大切な気持ちが、とてもよく伝わってきました。 目に見えなくても、消えてしまっても、確かにそこにあったもので、それはとてもかけがえのないものです。 音楽も想い出も目には見えませんが、ち
ネタバレあり
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