完璧で曖昧な現実の中で

俺の前に現れた『俺』は俺を母さんの名前で呼んだ。

森村直也

7分 (3,776文字)
日常と現実とファンタジーの隙間のどこかです。

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あらすじ

 小さい頃に出て行った母さんの顔は写真でしか知らない。恋愛結婚だったはずなのに、父さんはつまり大嘘をつかれたのだ。  母さんにそっくりだという俺の女装写真がローカル新聞の隅を騒がせてしばらくして、俺の

目次 1エピソード

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公開日 2020/6/10