耳袋の金魚

終戦後、昭和25年の話、和物ファンタジー。純文学寄りです。

鮎村尚

23分 (13,783文字)

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あらすじ

 小学校三年の美土里は浴衣を着て、母と夏祭りに行った。金魚すくいの屋台で金魚をすくおうとした時、水槽の中に弱り果てている和金が泳いでいた。大きく跳ねて息絶えた金魚を前に、美土里は後ろを振り返る。  一

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