小糠雨の里

旅先で出会った姉弟の背負うミステリアスな運命が、徐々に僕をのみ込んでゆく。僕はもう抜け出せないのか? それとも…

大谷寺 光

3時間7分 (112,113文字)
川端康成風の世界感を目指して書き始めたのに、気付いたらサスペンス調に。こりゃ筆が滑った。久々に一人称で書いたからか!?

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あらすじ

都会から逃げ出すようにして旅を続ける京輔は、たまたま訪れた閉鎖的な山村で民宿を営む姉弟と出会う。誰とも心を通わさない弟と、毎晩10時頃に何処かへと出かけて行く姉。二人が隠し続ける秘密に触れてしまった京

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