副将 廖化(ぴろれおにさん)

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面白い所や見どころ: 3国が覇権を争い戦い続けた時代、"英雄"と言うべき人物は多くいます。有名な所で言えば序盤に出てきた呂布とか、劉備や関羽、張飛や趙雲といった"蜀"の人物ではないでしょうか?他にも魏の五将軍や孔明やその後継者を苦しめた司馬一族、更には魯粛、呂蒙、陸遜と"文武両道"の呉の軍師と、もう枚挙に暇が無いとはこの事です。 その中でピックアップされたのが廖化。時代の始まりより現れ、蜀の滅亡までを生き抜き、数々の将を補佐した人物です。…が、数々の創作にメインで取り上げられる事はありません(この作者が持っている三國志の小説でも、呂布と馬超が大きくピックアップされてました)。 しかし、有名な将を補佐する人間として、何番手かにいた人物であり、何らかの"凄さ"を秘めた人物である事は確かですね。 言い換えれば、綺羅星の如く現れた時代の猛者の栄枯盛衰を、長く生きてきた人物の視点から見る事ができる"ドラマであり、ドラマの集合"である訳で、その複雑かつ雄大なストーリーを描くことができる構成力にも脱帽すべきです! 個人的に注目して頂きたい点をまとめますと、 ・英雄をよく補佐した、これぞ真の英雄! ・補佐する人物から見た将の姿というのは中々見られない の2点です。 三國志をまだ知らないという方も、もう知ってるよ!という方も是非読んでみてはいかがでしょうか? ↓作品URLはこちら https://estar.jp/novels/25648672
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