空蝉のネバーランド

ひとりとひとりじゃなくなるとき、僕たちは線香のにおいがする。

鏡(かがみ)

恋愛 完結
14分 (7,997文字)

5 695

あらすじ

毎年、夏のわずかな間しか会えない〝僕〟と幼なじみの〝深冬〟。 不幸人形と言われ、家族や住民の不幸を押しつけられる存在の深冬はいつも傷だらけだ。 それでもひと夏の時間を重ねていたある年、僕と深冬は大きな

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

命の儚さと重み

豊かな自然の描写を背景に、美しくも儚く、かつ苦しい命のドラマが、詩的要素を多く含みながらつづられています。私たちが、日常の忙しさのなかでふと忘れてしまっている人を大切に思う心とその痛みを思い出させてく