たい焼き屋、始めました。

ある日公園に鯛焼きの屋台が組まれた。一見普通の屋台だが、お代はお金ではなく、そしてたいていの人が抱えているものだった─。

成李 霧(なり きり)

5分 (2,626文字)

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あらすじ

塾の時間帯で子供の姿がほとんどない公園に、 たい焼き屋の屋台が組まれた。 屋台を組んだおっちゃんは、ポツンといた少年に尋ねた。 「どうだ? 繁盛しそうに見えるか?」 「イケてんじゃない?」  小学

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