雪深き温泉宿でリラックス!?

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雪深き温泉宿でリラックス!?

拙作『極道恋事情』の中では年末年始を温泉宿で過ごすエピソードがあるのですが、本日はそんなシチュで例によって脇道裏トークを♪ b71999ad-2649-49b4-a250-a237aec1d554 昼間はゲレンデへ出てウィンタースポーツを楽しんだ4人♪ 周と冰はゲレンデでもらぶらぶでした(〃艸〃)♪ 2f0b832d-7271-4056-bce2-542a1d341924 こちらは紫月君♪ ご機嫌で滑走してました♡ 鐘崎は一人ハイキングに出掛けたようで、追い切れませんでした/(^^)\ 22ea8a15-26d9-43b2-81bf-4c70eacbc34f 一日楽しんだ後はお待ちかねの温泉宿でまったり露天風呂タイムを満喫♪ 当初は4人で湯に浸かっていたものの、それぞれ「のぼせ具合」などがあるようで、受け子ちゃんたちは早々とシャワーを浴びて何か食べに行ってしまいました(^^;) 5fdef622-d23c-48f3-80b6-14e2bb2fe485 「紫月さん、何食べます?」 「うん! 先ずは甘味処だべ! ロビー脇にあった純和風喫茶、あそこでお汁粉食いてえなと思ってさ! 冰君は?」 「お汁粉いいですね! お夕食までは時間あるし、小腹空いたし、ちょうどいいですね♪」 「食ったら土産でも見るか!」 「はい! 楽しみです!」 そんなワケで攻め子旦那組の2人は半ばつまらなさそうに仲良く露天風呂に残ることに(笑 ――と、ここで予期せぬ出来事が勃発。 なんと、男湯だと思っていたら混浴だったようで……。 女の子の団体さんが入ってきて焦る2人(笑 実際にシムズワールドでも混浴でおじいさんからお姉さん、小さな子供たちまで入れ替わり立ち替わり賑やかでした♪ f7ae5d7e-83d3-4738-8056-f591fd90e815 「……ッ!? おい、カネ! どうなってんだよ、女が団体で入ってきたぜ……! ここって男湯じゃねえのかよ!?」 「バッカ、そう焦るな。オロオロすりゃ変態みてえに思われるじゃねえか」 「焦っちゃねえけどよ……」 「ここは明るく挨拶だ」 「あ――? はぁッ!?」 2f46ddf0-f787-4b37-a6c3-5857bec48135 「こんばんは、お嬢さん方。いいお湯ですね」 「おい、カネ……厄介なことになっても知らんぞ、俺はー!」 「大丈夫だ! 仏頂面してムッツリスケベだと思われるよかマシだろ?」 「そーゆー問題かよ……」 案外、生真面目な周&意外にも臨機応変な鐘崎。 ところが、愛想よく挨拶したせいで女の子たちは大盛り上がり。 「や~ん、こんばんは~!」 「どちらからいらしたんですか~?」 「お二人だけで旅行ですか~?」 「お名前なんていうんですかー?」 「ラ○ン交換しませんかー?(*≧∀≦*)ノ」 な~んてな調子で、続々と寄って来ちゃいましたようで(笑 「バカ! 言わんこっちゃねえ! どーすんだよ……」:(;゙゚'ω゚'): 「こうなったらしゃーねえ……。テキトーに愛想言いながらサッサと上がるしかねえ」 「上がるだ!? バカ言え! 俺のタオルはさっき冰が持って上がっちまったんだ!」 「なら、手で隠しゃいいだろが……!」 「ふざけんなって! ンなみっともねえマネできっか!」 「つか、大丈夫だっての! さすがに女だってここまでは来ねえよ。あっちもこっちもマッパなんだしよ」 「あ……そうか」ホッ……(*゚д゚)) ac197875-39c4-45b1-ab07-3e8f92ee59e7 な~んて思ったのが甘かった! 女子たちの軍団にどんどんにじり寄られて真っ青な結果に――! 「ほれ、笑え! 笑顔でごまかして切り抜けるしかねえ!」 「てめえこそ顔が引きつってんぞ! つか、マッパ関係ねえじゃねっか! どんどんこっち来んぞ……」 2d2bc69a-eb11-470c-b4c8-5527e1e20a0c 「わぁああああ……ちょい待ち! それ以上はやべえって!」 「俺たちには嫁がいるんだ! お願いだからあっち行ってくれぇえええええ!」 と、一騒動に(^^;) 0c3eb0af-5990-43e0-8c01-aa80b348a7e9 その後、甘味を堪能した受け子ちゃんたちが戻って来て、女の子たちに囲まれて混浴していたのがバレバレに。 「バ・イ・ロ・ン~~~、どーゆーことか説明してくれるんだろうなぁ~~~?」 極道恋事情のエピソード「極道の姐」で荒っぽい演技をした時のように冰に凄まれて大焦りの周。 「お、落ち着け冰……! 実はカネの野郎が愛想振り撒いた結果こうなっただけだ! 俺は潔白だぞ!」(OωO ;) 「人のせいにしなーい!」ヽ(`´)ノ 言い訳が裏目に出て、余計にややこしい事態に(笑 fd0907de-545f-4f79-ab35-39e0705ef230 一方、鐘崎と紫月の方では……。 「おい、こら遼! てめ、鼻の下伸ばしてオンナとよろしくやってたって?」 「や……! やってねえって! まさか混浴だったなんてよ……おめえだって知らなかったろうが! ありゃ不可抗力ってもんだ!」 「ふぅん、不可抗力ね? 今夜の”姫晦日”と明日の”姫大晦日”はお預けな!」 「工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工、そんなぁーーー!」 「それともたまにはリバってみっか? そんだったらまあ大目に見てやってもいいけどね」( ̄∀ ̄)ニヤニヤニヤ 「え……リバるのはちょっと……」(((;꒪ꈊ꒪;))): 「あ、嫌なのね? そんじゃ、やっぱお預けで決まりな!」( ̄ー ̄)b 「そんなぁあああ! 紫月ぃーーー!」(´༎ຶོρ༎ຶོ`) どちらにせよ、踏んだり蹴ったりの鐘崎でした。 今回のシチュエーションとはちょっと違いますが、本編の年末年始の温泉宿エピソードはこちら↓ https://estar.jp/novels/25749089/viewer?page=191 姫晦日と姫大晦日の由来などなど出てきます。 今回も相変わらずにアホトーク全開でしたが、ここまでお付き合いくださった皆様、ありがとうございましたm(__)m また次回お目に掛かれましたら幸いです!
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