かの森の魔女は口が悪い

――しょせんケダモノか。

相部つくす

6分 (3,264文字)

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あらすじ

 森で行倒れている魔女を大きなオオカミが涎を垂らして見下ろしていた。 「ケダモノめ……。」 「え、わしのこと言っとるの?」  死に際の魔女は自分を見つめるオオカミが喋れると分かるやいなや、オオカミに食

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