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森のはずれに暮らすグリンは、茶色い丸い毛玉みたいな体をしていて、木の枝みたいなひょろひょろの手足、目は大きくいつもにらんでいるように見える。
見かけだけが理由なのか、周りの動物たちには距離を置かれていた。グリンの方もそれでいいと思っていたから、いつも独りぼっち。
ところが、突然現れた人間の子供ニッキは、グリンの見た目も森のうわさも気にしない。
本当は意地悪でもなんでもないグリン、素直なニッキ、虹色の鳥レインを始めとする、森の住人たちの日常のお話。
の、第5弾。
何で5作目かと言いますと、ここに私の大好きなシーンがありましてね。
森に現れたゴミ山が、グリンのせいだと森でうわさされるんです。本当は違うのに。
ニッキ、それに対してぷんすか怒るんですね。
もう、その時点でかなり可愛いんですが、ニッキの主張に対してグリンがくすぐったそうにするんです。
他人に優しくされることに慣れていないグリンですから、素直に喜びを出せないんですよね。
そのグリンがそわ……っとしているところを想像すると、何かもう可愛いなあ!と。
グリン愛高まった熊野、絵本の1ページ風にしてみました。
文章の引用を花果さんに申し出たところ、快く承諾して頂きました。ありがとうございます!
↓カメレオン店長の指の位置が『ニッキ米粒ついてるよ』に見えなくもない。
作品ページ
https://estar.jp/novels/25645531/viewer?page=5
この後、どんな展開が待っているのか……は、ぜひ本編を。
短いので、ササッと読めますよ。
何だか恒例になりつつありますが、下描きも置いておきましょう。
↓ドア、テーブル、椅子の脚はクリスタの直線を使って、文章も後から打ちました。![e9f01d91-d299-4477-8567-5ea54f31bc27](https://img.estar.jp/public/user_upload/e9f01d91-d299-4477-8567-5ea54f31bc27.jpeg?width=800&format=jpg)
![e9f01d91-d299-4477-8567-5ea54f31bc27](https://img.estar.jp/public/user_upload/e9f01d91-d299-4477-8567-5ea54f31bc27.jpeg?width=800&format=jpg)
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