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後書きとは通常、完全に作品を書き終えてから創作の想いを語るものだと思いますが、私の場合、区切りのたびに後書きを書くスタイルです。(言い切った)
コツコツちまちまと書いている時間が積みあがるせいで、ちょっと話したくなるのだと思われます。寂しがり屋かw
ろまんシリーズ、想像以上に長くなりました。
そもそも短編を練習するつもりで始めたお話です。怠惰な私ですが、ごくたまーに『うおおぉ頑張るー!』という謎のやる気が湧くのです。
当時まさにその周期にはまり、強制的に文字制限を守るよう妄コンと絡め、連作しようと思ったのでした。
しかし書くたびに芳野はどんどん猫属性を強め、学者気質のツンデレは方向音痴の変わり者に、フレッシュな好青年だった大地は嫁一途なスケベになり果てました。
ただ、シリーズを通して目指していたのは、自分の世界で星の守り人と化していた芳野に、外の世界に踏み出させることでした。
大好きなクリエさまで、恋愛モノなら美空さん♡の書かれた『It's a small world』という名作があります。
この、誰しもいつか自分の世界から新たな世界に歩み出していく、その姿に胸打たれた私は(これだー!芳野もガンバレー!)と勝手に思い込んで、物語の密かなテーマとしました。
芳野は頑なで引っ張り出すのに手間暇がかかりましたが、最後は自ら出てきたように思います。大地会いたさに(笑)
美空さん https://estar.jp/users/150790230
『It's a small world』 https://estar.jp/novels/25600798
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