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北星さん、宝石を手に入れたんだね。
そう思っている。
シャッターを押したその瞬間の至福 エゴイストの至福がそこにある。
私のこと父のことも、親しい後輩のことさえ、振り返らずに逝ってしまったけど。
でも、生前のあなたが遺したものがたくさんあって、いまも生きている。
勝手に逝ってしまう前に、誠実に遺してくれた愛を、わたしたちは受け取っている。
※エゴイスト 完※
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あなたの愛はいまも、たくさん、生きている。
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名もなき朝の私 《さよなら先生》(終)
★コンテスト用に改稿した『朝の唄』〈ヒロインモード〉はこちら
https://estar.jp/novels/25875630
葉子視点に統一したため、こちら最初に書き上げた短編連作『朝の唄』には描かなかったエピソードが入っています。
葉子と秀星の出会い、秀星との修行、親しむ日々、秀星逝去直後のフレンチ十和田。篠田と秀星の交流、篠田が面接に来た日――などなどです
後半は少しエピソードを足していますが、ほぼおなじとなっています。
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