都橋探偵事情『船路』

探偵見習となり立ての警官、そして恋に揺れる女のミステリー

壺の蓋政五郎

6時間58分 (250,542文字)
探偵徳田英二、都橋に事務所を出す前の物語です。

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あらすじ

 徳田英二は花咲興信事務所の調査員をしている。調査員と言っても仕事を任されていたわけではない。先輩調査員に着いて歩き言い付けられた用足しに奔走する。しかし探偵4年目の1964年東京五輪の年にやっと依頼

感想・レビュー 1

非情と人情、アクション、ユーモアが詰まった大人のドラマ

 都橋探偵事情シリーズのエピソード0とも言える「船路」。  すでに主要人物たちの未来や、今後深く関わってくる人物が誰なのか分かっているため、新たなストーリーと共に二重でドキドキしつつ拝読させていただき
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