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縷々想々

縋られた指先は震えていて、「愛してる」と言われた気がした。

朝木モコ

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歴史・時代 完結
4時間13分 (151,300文字)

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あらすじ

　江戸の片隅で暮らすあとりの元に、傷だらけの子どもが運ばれてくる。 　生まれつき口の利けない子どもは、「陰間」の足抜けであるらしい。 　自我を奪われ、傀儡であることを強いられてきた陰間の子に、あとり

タグ

歴史・時代 恋愛切ない江戸時代吉原陰間ヒューマンドラマ

目次 5エピソード

朱鷺色の翼

…1ページ

心星落つる

…93ページ

花開くとき

…182ページ

想いの結言

…240ページ

拝啓、兄上様

…298ページ

感想・レビュー 1件

はこ

素敵な作品でした

文章に綴られる生活様式や風景なども歴史的な内容を実に緻密に描写されていて、歴史小説としてのクオリティがとてもしっかりされていると思うのですが、何よりストーリーの独創性が素晴らしかったです！ 「文字」を
・1件・3件

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