生きろ。

煩い雨音の中、私は学校に通い続ける。それが自分への罰へと信じて。どこか幸せを感じている、己に蓋をして。

はじめアキラ@「もう一度、落下」発売中

12分 (6,636文字)
とある曲を聴きながら書いた作品。当たり前のように幸せを噛み締めて、当たり前のように生きていく。それが存外難しいものです。

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あらすじ

「行ってきます」  自分は学校に行かなければいけない。この冷たい雨の中、目線を合わせない人の群れに紛れて。  高校で出会う友人達は皆優しい。  それでも、それこそが罰だと私は思っていた。思い込もうと

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