凛夜さん

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凛夜さん

火、落つる日。 https://estar.jp/novels/25833833 好きなジャンルを書いている為、個人的には楽しいのですが、あまり読者からの反応が無い。 ということなのですが、ハッキリ申し上げます。 エブリスタの読者で、明治時代の小説を好んで読む人は、かなり少ないです。 なので、よほどの作品であったとしても、読者は増えないと思います。 それでも数を増やすなら、特集に選ばれるか、賞を受賞するのが近道です。 この作品を、執筆応援キャンペーンに応募されていると言うことなので、読んで気になったところを添削させて頂こうと思います。 まずストーリー。まだ28ページと序盤なので、今後の展開がどうなるのか分かりませんが、結婚して子育てをするのが女性の幸せだと言われていた時代に、ロミオとジュリエットに憧れている侯爵家の娘が、身分が低い男性と恋に落ちるという、ベタ過ぎる展開。 まぁ、王道と言えば王道な話なので、審査員がそこをどう判断するかですけど、入賞を狙うのであれば、何かしらの仕掛け(伏線)とその回収は必要な気がします。 今のところ、お母さんが、なぜ少女を殺したのか? という仕掛けがあるので、そのオチが気になるため、先が期待出来て、とても良いと思います。 誤字脱字など、気になったところを挙げて行きます。 P1 仄暗いわ部屋 仄暗い和室。 仄暗い部屋。どちらかでしょうか? 少女を腹の底から 少女の内臓を P2 母を警察に 母の件を警察に ベッドの上で体育座り 細かいことを言うと、日本でのベッドの製造は大正時代に入ってからで、明治34年はよほどの金持ちが輸入して使ってないと無いですし、当時は「ベッド」ではなく、「ベット」だったそうです。 時代小説を書くときは、読者にツッコまれないように、時代考証は大切です。 休みながら出ないと 休みながらでないと 尊重されことと 尊重されたことと 上に立つ者のしての 上に立つ者としての P3 義姉である美砂子 父の兄の娘なら、従姉(いとこ)じゃないですか?  P5 貴方はもう二十二歳ですよ?いつまでこの家にいるつもりですか!? と、責められる妹の横にいる、二十四歳の姉は、なぜ嫁に行けと言われないのでしょうか? P8 幸せ以外何もなかった。 幸せ以外の何ものでもなかった。 P13 ご両親にはひとりで出ることを ご両親はひとりで出ることを P17 当時では珍しい二階建て 回顧録ではないので、当時は必要ないです。 壊されたものをを 壊されたものを P22 「旦那様ー!」と店番より声が掛かり、顔を出して来た。 誰が顔を出して来たんでしょうか? P27 ただところどころも和を感じられる。 ところどころに、ところどころにも ページを変えます。 次ページへ
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