宮川千さん

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宮川千さん

誰がためや六文銭 https://estar.jp/novels/25866568 これはですねぇ、中々面白い話だと思いました。ただし、戦国時代の背景にある程度の知識を持ち合わせている人にしか、伝わらない面白さだと思います。 つまり、残念ながら、エブリスタでは読んでもらえない作品ということになります。 エブリスタの場合、SF要素をいれて、例えば「信長協奏曲」や、「信長のシェフ」みたいな、タイムスリップした主人公が、戦国時代で活躍する。みたいな話の方が、人気になると思います。 しかしながら、この作品は、よく出来ていると思うんですよね。真田家の家紋である六文銭の由来をテーマに、7ページ目からオリジナルの物語りが展開されていて、信繁が後世では「幸村」と呼ばれる方が浸透してしまった理由が、オチとしてちゃんと機能していますし。 でも、やっぱり、エブリスタでは残念ながら、読まれ辛いです。 「真田幸村」が主人公と、大々的に(うた)っている方が、いいかもしれないですね。 真田幸村は知っているけど、真田信繁って……誰? という読者が、おそらく大半なので、無名の武将が主人公だと、それだけで読んでもらえない可能性が高いと思われます。 そのうえで、一つでも多くの栞を獲得するために、考えてみます。 長くなるのでページを変えます。 ⇒続く
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