CKさん

1/2
前へ
/442ページ
次へ

CKさん

ロックミーアウト! https://estar.jp/novels/25838099 本作は、ボーカルダンスミュージックグループのオーディションにスポットを当てた作品ということで、特集にも選ばれていますし、良い作品なのだと思います。 CKさんは、このまま音楽をテーマにした少年漫画のバトルのような話を書き続けていいものかと、迷われているようですが、それはCKさん自身がどこを目指しているのかで、変わると思います。 例えば、大人気作品にしたいとか、書籍化や漫画化を狙っているのであれば、ご自身が分析されている通り、万人受けする内容ではないので、打ち切った方が良いでしょうし、僕みたいに自己満足を目的としているのなら、人の意見など気にせず、思いのまま書ききれば良いと思いますよ。 最近ですと、BE:FIRSTが話題になりましたが、少し前の虹プロジェクトだったり、JO1のPRODUCE 101 JAPAN、少し古い話ですが、僕なんかは初代モーニング娘が生まれた「浅草橋ヤング洋品店」通称アサヤンのオーディションなんかを、毎週楽しみに観ていました。 ですから、こういうオーディションをテーマにした作品でも、それなりに読者はいて、やりようによっては人気にはなるのではないかとは思いますが、まぁ、それを携帯小説でやろうとすると、中々難しいものがあると思います。 大きな理由の一つは、映像で見せられないので、多くのオーディション参加キャラたちを、文字だけで書き分けなければならない難しさですかね。 映像だったり漫画だったら、読者はキャラの違いが一目瞭然なのですが、文字でこれをやろうとすると、一人一人を読者に伝わるように、文字で紹介しなければならず、それを読んで記憶するだけで、大変な作業になってしまう為、物語りがスムーズに進行しなくなってしまいます。 本作は、出来るだけ同時に複数のキャラを出さないように作られているのが分かるので、それほどゴチャゴチャにはなっていないのですが、ただ、はっきり申し上げて、少し台詞が分かり辛いです。 こういう舞台設定に馴染みのない、僕のような読者が読んだ場合、誰が何の目的で発した言葉か分からないものが多々あって、「ん? どういうこと?」って読み返すことがしばしばあります。 特にオープニングは、読者に先を読んでもらえるかどうかの、大切なシーンですから、ここが理解出来ない書き方になっていると、先を読んでもらえないので、注意が必要です。 長くなったのでページを変えます。
/442ページ

最初のコメントを投稿しよう!

208人が本棚に入れています
本棚に追加