胡蝶蘭さん

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胡蝶蘭さん

欲望の果て https://estar.jp/novels/25869561 とりあえず次の依頼も無いので、たっぷりと多めにやらせて頂こうと思います。 ということは、必然的にかなりのダメ出しをするということなのですが、胡蝶蘭さんはダメ出し希望ということですから、遠慮なくいかせて頂きます。 ( *´艸`)覚悟は良いざますか? ということで、とりあえず最初の書き出しを読んで、この作品はですねぇ、ズバリ! 面白いでしょう。と、思ったんですよ。 書き出しと舞台設定はとても良いのに、栞が19しか入っていないのが、逆に不思議だったんです。 その段階で思ったのは、カテゴリーとタグの失敗かなぁ……と。 マチルダ姐さん的には、タグが悪いと栞が入る可能性が減るそうなので、その辺りから考察して、本作はジャンルが「ミステリー」で、タグが「ミステリー、学園、切ない、ヒューマンドラマ」となっています。 ということは、この作品を読みに来るのは、切ない学園もののヒューマンドラマ的なミステリー小説のファンということになるのです。 ミステリーというと、広い意味で超常現象やUMA等も含まれるのですが、こと、小説に関しては、謎解き要素のあるリアルな世界観のものを指し、物の怪やUMAの類は、現代ファンタジーに分類されています。 なので、本作を学園もののミステリー小説だと思って読み始めた読者は、10ページ目を読んで、これミステリーじゃなくて、現代ファンタジーじゃん。と、ガッカリするのではないかというのが、僕の分析です。 なので、最初からジャンルを、現代ファンタジーにしておけば、読みに来るのは現代ファンタジーが好きな読者ですから、(あやかし)系ではないので、爆発的な人気作にはならないかもしれませんが、それなりに栞は見込めるかなぁ……と。 (;^ω^) ということで、まず一章を読み終えて、とても面白いと思いました。 少し気になったのは、読点が少ないことですね。 少し例を挙げてみます。 まず最初のページの最初の地の文 満面の笑みをした紗耶香が見せてきたのは赤色が透き通り宝石のように綺麗な小石だった。 五センチ程の大きな石は紗耶香の手掌の上でキラキラと光っている。 太陽の光が差し込む位置でもないのに不思議な石田と思った。 って書き出すと、これだけの文字数に対して、ここまで一つも読点が無い小説は珍しいです。 やはり読み易さ重視でいくなら、一文の中の区切りのポイントに、読点を入れてあげた方が良いと思います。 後は、人物紹介の辺りで、少し文章がぶつ切りになっているので、繋げた方が良いように感じました。 それでは、一章で気になったところを挙げて行きます。 長くなるのでページを変えます。
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