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春井和幸さん
サマーイノセント
https://estar.jp/novels/25759694
参加有難うございます。 春井さんって文章力もありますし、キャラクターも魅力的だし、中々の腕前ですね。
オチは正直イマイチでしたが、青春カテゴリーということなので、まぁ、こういうエンディングもありかなぁ……とは思います。
とりあえず気になったことを挙げさせて頂きますと、まず「読点」が少なすぎて読みづらいです。
特に2ページの吉田さんの台詞「簡単なアルバイト~思って」までの長い台詞の中に、句点は5つもあるのに、読点2個は少な過ぎです。 ここだけに限らず、全体に少な目なので、せめて20文字に1個はつけて欲しいと思いました。
会話のテンポはすごく良いのですが、会話がずっと続き過ぎる場所が多々あるので、ある程度はその会話中の、キャラの表情だったり、仕草を入れてやって、読者に映像として見せてあげることが必要だと思います。
そして本文なのですが……。ハッキリ申し上げまして、この作品は最初のページを読んだだけで、その先を読んでもらえない小説の典型みたいになってしまっています。
とりあえずこの形態の小説なら、もう少し行間を開けて読み易くしてあげた方が良いです。 さらに言うと、1ページが長過ぎます。300~500文字くらいが読み易いです。
そしてストーリー構成なのですが、僕がこの小説をプロデュースするとすれば、まず最初の1ページ目はいらないです。
ハイファンタジーや歴史小説といったカテゴリー以外では、最初のページで世界観だとか、現在の状況に至る過去の話を引用した主人公の紹介はNGです。
僕なら、2ページ目の「ねぇ、水城くん。肝試ししない?」から書き出します。 最初の書き出しで、いきなりクリームソーダのアイスのスプーンを弄りながら、肝試しに誘われるなんて、この後の展開がすごく期待できるじゃないですか。
こういうので、読みに来た読者を釣ってやると、栞は増えると思います。
そのうえで、最初のページの出会いの紹介は、吉田さんのお爺さんの家に向かう電車の中とか、中盤以降で少しづつ出して行けば良いと思います。
キャラが魅力的で、二人の会話のテンポとか最高なので、出来るだけ多くの人に読んでもらいたい作品だけに、改善の必要があると思います。
頑張ってください。 (*‘∀‘)ノ■ ハイ、チョコ
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