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月虹うたげさん
呪われた王子様の真実の鍵を探して。
https://estar.jp/novels/26022119
まず、このエッセイのスター特典に目を通してほしいんですけど、1ページの文字数が多すぎると思います。
エブリスタのクリエイターさんで、結構こだわって1章1ページとか、1話1ページとかで書いているせいで、やたら1ページが長い方がいらっしゃいますけど、読者を増やしたいなら。読みやすさを最優先にすべきだと思います。
1ページの文字数をこのままで行くのでしたら、この作品にこれ以上の本棚登録数を見込むのは難しいと思いますよ。
今からでも1ページ1話のスタイルをやめて、1ページ300~400文字に直すべきだと思います。
ということで、気になったところを挙げていきます。
まず書き出し一発目の一行目。
私は、変わり果ててしまったその人を抱きかかえながら、両目から大粒の涙を流す。
文末を「流す」にしてしまったことで、他人行儀というか、第三者的視点みたいになってしまっています。
過去形なら問題ないのですが、現在進行形の一人称小説の地の文で、頭に「私は」を持ってきた場合、文末は「う段」にしない方が良いです。
三人称なら問題ありませんが、一人称の地の文なら、変えたほうが良いです。
例えば、
変わり果ててしまったその人を抱きかかえながら、私の両目から、大粒の涙が零れ落ちる。
読み比べてみてください。
原文は、過去の回想で、僕が直した方が現在進行形に感じませんか?
最初のページは読みに来てくれた読者に対し、自分の筆力をアピールする場なので、こういうの結構大事です。
因みに中盤まで風景描写がないので、読者には状況が伝わりません。せめて、真っ暗闇の崖の上。くらいの一文が、最初の行に欲しいです。
ページを変えます。
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