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マダラメJr さん
だらしない雨の中で
https://estar.jp/novels/25784113
参加有難うございます。これはですねぇ……。誰もがときめく学校の怪談。というか、どこの学校にもあった七不思議という、極めてときめく題材で、ストーリーはすごく期待が持てる作品です。
ただ今回の企画で、初心者簡易講座というのを書いていますが、残念ながらその大半に当てはまっています。
それを挙げて行くと、まず圧倒的に、読点がなくて読みづらい上に、スペースはいくらかあるけど、行間のない字詰め。
台詞が地の文に挟まれている。
そして台詞の後に「言った」を使わない。
例 3P 少し距離が開いたところで石田が、「あいつまだ畠山に怒られてやがる。」と苦笑いを浮かべながら小さな声で言った。
文末の段が揃っている。
例 3P
歩いていた。「あ段」
ところだった。「あ段」
見える。「う段」
声で言った。「あ段」
石田が続ける「う段」
笑いながら答えた。「あ段」
本当なのだろう。「う段」
玄関へと向かう。「う段」
肌を包む。「う段」
傘をさす。「う段」
振り返る。「う段」
溶け込むことができる。「う段」
話してくれる。「う段」
なのだろう。「う段」
話を促す。「う段」
ポーズをとる。「う段」
浮かべている。「う段」
影が蠢く。「う段」
大切なのだろう。「う段」
気になっていた。「あ段」
前半は良いのですが、後半は「う段」ばっかりになっています。
文末の言葉は順に「た」「る」「た」「る」にすると、文章が流れます。
あと、やたら長いページと、やたらと短いページがあるので、ある程度は文字数を揃えてあげた方が読み易いです。
ストーリーは良いと思いますので、読み易くしてやると、栞は増えるのではないかと思います。
( *˙ω˙*)و グッ! 頑張ってください。
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