KOKOROドロップス

蓋の開いた缶からこぼれるのは、心の色。

小池 海

14分 (7,927文字)
福岡でも雪は積もるんです。妄想コンテスト「冷たいあの人」優秀作品

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あらすじ

 入社して3回目の2月。全国企業の東京本社に勤務している私、二村詩音(ふたむらしおん)は、福岡への転勤を命じられる。  福岡の新しい職場で出会った先輩、三間(みま)さん。  優しそうな彼だけど、何か

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

「ぬくもり」を感じる

 転勤した異動先で出会った先輩社員。何かありそうなその人との職場での数日間で、主人公は何を知り悟ったのか。この小説には、冷たさに苦さ、温かみに甘さ、相反するものが「本当にそうなのか」を知ろうと思う欲を
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