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真ん中の分岐を進むと、松明の光に驚いたコウモリ達が、右の分岐へと飛んでいった。少し斜めに傾いた斜面を歩いて行くと地面の脆い所があり、先程と同じく斜面を滑り降りていくことになった。先程よりは傾斜が緩やかなため、落ち着いて滑り降りることができたのは幸いだった。斜面を降り切ると、道は二手に分かれていた。ただ、右からは言い様のない嫌な気配が満ちているのだった。
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