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逃げるフレイムイーターに、貴方は咄嗟に荷物から何か無いかと手にしたものを投げつけた!
パッキィィィィンッ!
アイオライトはフレイムイーターにぶつかると、溜め込んでいたらしい冷気を一瞬にして吐き出した!
「ギャアアオウウッッ!」
体の一部を氷漬けにされたフレイムイーターは、悲鳴を上げ、必死に身をよじって氷から抜け出そうとする。
パキパキバキィッ!
貴方が氷漬けになったフレイムイーターに達する前に、フレイムイーターは氷から逃げおおせてしまう。肩を落とす貴方だったが、残された氷の中には奴の棘が何本か残っていた!
………
……
…
「それでお前さんこいつを持って帰って来たわけか」
名工の前に置かれているのは、今だ凍りついたままのフレイムイーターの棘だった。アイオライトの魔力の影響か、氷が溶ける気配がない。
「フランベルジュの魔力で溶けなきゃアウトかねぇ」
「そこでアタシの出番だね!」
声のした方を振り返ると、派手な化粧をした妖艶な美女が立っていた。
誰だろう?→https://estar.jp/novels/25798313/viewer?page=52
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