この線はフィラメント

薄暗い階段を下りた先で、私は現実に戻る。

柴田彼女

9分 (4,963文字)
こういうことがあるとたまったもんじゃない、人には優しくしなきゃな、と思いながら書いた話でした。

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あらすじ

【それはある意味「母親」に呼ばれる私の「淳子」という名前がストレスの捌け口としてのみ成立しているようなことなのかもしれない。】 「母」と「母親」の前で意識的に変質する一人の女性の話です。 (別名義で書

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

面白かったです!

 見事に騙されましたw  昼間に淳子が会った相手が男だったら、読者の心象は全然違ったでしょうね……。要介護の母親を放置する酷い女、と解釈されたかも。勿論、この小背うが、『偽母』『本物の母』このふたりの
ネタバレあり
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