夏の手の先に

祖母と最後に会ったのは夏だった。その時に触れたものは。

沢野 朱

14分 (7,993文字)

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あらすじ

家族と言える人間の中で唯一「好き」と言えるのは祖母だけだった。 その祖母が天寿を全うしようとしている。 自分に一体何ができるだろう。 幼い頃から慕っていた思いを馳せつつ、病院へ向かう。

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