12月3日 6日めはきらりと輝くファンタジー

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12月3日 6日めはきらりと輝くファンタジー

6日めは夏木蒼さん 『星集めの絵』 https://estar.jp/novels/25908003 夏木さんからメッセージを頂戴しています。 12月3日。いろいろと調べましたが、特に有名な記念日があるわけでもなく、私もそういうイベントや記念日に詳しいわけでもない。 ということで、もう作中でイベント起こしちゃおう!という結論に至りました。 さて、『水面に映った星を掬って絵にする』というアイデアを思いついたは良いものの、ここからどう起承転結をつけるか? どうやって12月3日に結び付けようか? どうクリスマス感を出そうか? と、かなり悩みました。 加えて自分はファンタジーをほとんど読まない・書かない人間。どうしてファンタジーにしかならないこの題材を選んだよ!と何度も後悔しました……笑 結果、12月3日に流星群が見える、という設定になりました。現実では12月13〜14日頃にふたご座流星群が見えるはずです。 多少の誤差はフィクションだから許してね、ということで……。 そして、一番苦労したのは世界観です。 自分の頭の中に描いている光景と、読者の皆様が読んで想像する光景が違ってはいけない。どう書けば私のイメージする光景が伝わるか?と、試行錯誤して、描写に力を入れて書きました。 また、絵の話ということで、色の描写にも拘っております。大した描写はできておりませんが。(おい) 余談ですが、作中の登場人物の名前や湖の名前は、星や光に因んだものにしています。 主人公"アルバート"は『高貴な光』という意味を持ち、 ヒロインの"ステラ"は、『Star』をもじったもの。 メテオラ湖の『メテオラ』は英語で『流れ星』という意味です。 捻りも何もなくそのまんまですね。 長々と語りましたが、とりあえず作品を読んでいただけるだけで作者は嬉しいので…… 私の作品が、クリスマスを指折り数える楽しみの1つになれば幸いです。 ひとつの作品がどうやって仕上がっていくか、作者の工夫やこだわりをたどりながら読み進めていくのもきっと楽しいですよ。
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