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2021.01.25. 星を見て、星を書き、星を贈るの話
ラノベ公募向けに毒舌SFコメディに溺れていたため、それが片付いたところでいったん頭を切り替えたくて感動するような美しい話を書こうとしていたのですが、「足あと」がテーマの話は現実にあった話を超えられないと思って諦めたんです。
某・探偵ナイトスクープで、
「ある娘が、二十歳になったぐらいの若さで飲酒運転の車に跳ねられて亡くなってしまいました。
その娘は、幼い頃に犬の散歩の途中でとある公園に赴き、施工直後のまだ乾いていないコンクリートの地面に犬と共に足あとを残していました。
そこで娘の母親は、
『このままでは風化して消えてしまいそうな二つの足あとをどうにか保管したい』
と番組に依頼しました。
以来を受けた番組の探偵は、役所やら業者やらと掛け合い、やがてみんなで無事にコンクリートの足あとを切り出して、依頼を成功させました」
という回がありまして。
何をどう書いても今の自分にこれ以上の話は不可能だなと。
そんな中、どうしたものかと冬空を見上げていると星がきれいで、そう言えば子供の頃に行った田舎の祖父母の家で初めて肉眼で天の川を見たなぁ、とか思い出し、「オンライン〇〇」の方で星の話でも書こうと「天の川、君の光。」を書きました。
https://estar.jp/novels/25771987
毒も棘も無いドストレートな美談ですが、SF癖が抜けないと言うか、最近は色々ちゃんと調べてから書くことにしておりますので、多少小難しい技術の話とかも入ってます、一部は創作ですが。
天の川は、私たちがいる円盤状の銀河を横から見たものだそうで、実際の宇宙では川の形に平面的に星が並んでいるわけでも無く、地上から写真で撮ると星雲的な影がかかって、絵に描いたような光の川でも無いのですが、まぁこの際それは置いといて(笑
そして書いたついでと言っては難ですが、次の作品は全くの未定でちょっと時間がありますし、せっかく星の話なんか書きましたので、ものすごく久し振りに、フォローしている方々にスターなどを贈りに回りたいと思っております。
突然の訪問に困惑なされずお見過ごし頂いても構いませんので、よろしくお願い致します( --)ノノ
織姫と牽牛だって年に一度の逢瀬なんだし、まぁほら、要するにそういうことってことで(笑
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