なんとなくの備忘録

♢ 明日死ぬかもしれないし ♢

https://estar.jp/novels/25778506

書いていてとても楽しかった作品です。
死後の世界があったらこんな感じかなぁとイメージをし、それからキャラを考え生まれたのが麗華とケバオちゃん。

麗華もケバオちゃんも、個人的にとても好きなキャラでした。

ただ、書き終わって読み返し、一番に思ったことは

『起承転結がないやん……』

でした。

もちろんきちんとプロットを作成してから書きました。
でもねぇ…なんだか悪い意味で波がなかったなぁ。
淡々としたストーリーになりました。

けれどずっと考えていた死後の世界のお話を書けたことはとても良かったです。

命が尽きて、あの世に逝って、すぐに成仏。
というよりは、何度も何度も扉をくぐり抜け歩みを進めていった方が、良くも悪くも自分の人生を噛みしめることができる。振り返ることができる。
そうすることで、現世への後悔や未練も浄化していくのではないか。
そうであればいいなと考えています。

誰もが頑張って生きていますから。今の人生を終えたからと言ってそこではい、あっさり終了。ということはないんじゃないかな。

けれどこればかりは生きているうちは分からないですね。

一分先の未来も見えない、様々なことがある地球で
みんな頑張って生きていて偉いなと、心から思っております。