もちづきごころ

影は重力に勝てやしないのだ。常に「落ちる」ばかりで「上がる」ことはない。

あける

4分 (2,117文字)

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あらすじ

夜が好きだと言うと皆こぞって同意してくるけれど、"僕"にはそれが疎ましくてならない。なぜならその安易な同意は"僕"のことを無個性だと決めつけるものだからだ。――己を憂う彼が好む、夜の確実性の話。

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