柳に蛍火ともす

それでは、また、いつかの夏の初めの頃に。

あける

9分 (5,175文字)

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あらすじ

男はいつからか川辺の柳の下に佇んでいた。何かを待ち続けていたような気もするが、何をかはわからない。気付けば見える景色は様変わりしている。ひとりきり、時を過ごしてきた男の元へふらりと飛んできた光は、この

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