桜花の姫

戦国時代の話

入江 奈都子

1時間37分 (57,890文字)
お読みいただき、ありがとうございました。

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あらすじ

時は戦国時代。樹齢百年を越える桜があった。その桜を大事にしていたある小国の大名、佐野泰道(さのやすみち)。彼には二人の姫がいた。姉は朗らかな姫で名を梅乃、妹は儚げな姫で名を桜といった。美しい姉妹にある

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