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彰久の本業のお話
『クレープ日和』https://estar.jp/novels/25952699
彰久の本業、トラックの運転手のお話。
これはトラックの運ちゃんだったうちの父と、運送会社を経営していた祖父がモデルです。
祖父が廃業する際、父は自分が乗っていた大型トラックを退職金代わりに譲り受けました。
大型トラック、まぁ性能やメーカーにもよりますが、新品で買うと一台大体2000〜3000万円(軽く)します。
父が乗っていた平タイプ(軽トラみたいに荷台に箱が載ってないやつ。これに対して箱が乗っかった箱車は荷物が天候の影響を受けませんが、運べる荷物の形状に制限が出るため木材などの運搬には不向き。精密機器や紙など、濡れてはいけないものには箱車の方が向いてます)で、私は子供の頃から大型トラックに慣れ親しんだ生活をしてきました。
トラックというのは結構頻繁にあちこち壊れます。
タイヤ交換なんてホントしょっちゅう。
父が毎日トラックにしがみついて、あちこち整備点検していたのを覚えています。
車が古くなるとガタがくるので修理費に毎月のように何十万もかかったりして😅(毎月いすゞにお金払いに行ってました、私)
それが続くと買い換えどきなんですが、父も祖父から譲り受けたトラックとさよならして、別の中古トラックを買いました。
中古になると走行距離などによってお値段がばらつきますが、父が選んだのは700万円くらいのものでした。
いつもニコニコ現金一括払い。
このお支払いも私があれこれ手配しました。
燃料費(軽油)も近距離ドライバーの父でさえも最低月に30万はかかってました。
月に大体手取りで100万以上は稼げるからこその強みと言いますか。
さて、この運賃。
彰久がサラリと言ったここ↓
を詳しく書くと、請求書はこんな感じになります。
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4月2日 ○○森林組合 1250回市 杉12.563m3 ○○県□●市○◆木材へ(1m3=1250円)
12.563×1250=15,703円
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こんなのが積み重なって、うちの父の場合はひと月で100〜200万の間を請求額が推移してました。
空荷で走ると損なので、行った先(やその近辺)で帰り荷を積んで戻ってくる。
そんな感じです。
私、父が独立してから引退するまでの15年くらい経理を担当してたので(学校勤めを始めてからは司書との二足のわらじ)、この請求書作りに毎月ひぃーはぁー言ってました😅
今となっては懐かしい思い出です。
そんなあれこれを思い出しながら書いてますが、「職業男子」というテーマでもあまり詳しく書くのもな?な兼ね合いで四苦八苦している感じです。
ディープに書こうと思えば結構掘り下げられるくらい色々知ってます(笑)。
(2022/04/08)
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