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方言のお話
私、今は亡き母は山陰(鳥取)の人で、父は広島の人。
生まれは広島県、育ちは山口県という人間です。
ちなみに旦那は長崎生まれの山口育ち。
旦那の実家に行くと、佐世保弁が飛び交ってます。
そんなこんなであちこちの言葉を聞いている結果、自分は地元の言葉だと思って使っている言葉が、結構周りに通じないことがありまして。
中でも通じないことが多いのが状態を表す言葉系。
旦那に「何それ?」と言われ、友人にも「ん?」という顔をされた言葉がこれら↓です。
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◆いじもじする→そわそわして落ち着かない
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◆いぐいぐする→うまくいかなくてどぎまぎする
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◆ご飯が「うみ」ちょらん→ご飯が蒸らされてない
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◆けほんにけぇ!💢→本当にもう!💢
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100%そうとは言い切れないけれど、まぁ標準語に直すとそんな意味かな?
方言って…その言葉を使っている人同士の間でしか伝わらない、標準語には置き換えられない微妙なニュアンスの違いってないですか?
私、他県の彼氏がいた時に、大好きな彼の使う方言のそういう微妙なニュアンスが汲み取れなくて凄く切なかったのを覚えています。
なんで私は彼と同郷じゃないんだろう!みたいな。
自分が使う言葉も、おそらく80%くらいしか彼に伝えられてないだろうなぁと思うともどかしくてたまらなかったいうか。
『チョココロネ』https://estar.jp/novels/25876007
は方言男女のお話で、標準語にルビを振る形(「凄く」みたいに)で岩国弁?、をお届けしていますが、さて、上に書いたような感じで副詞とか形容詞とか形容動詞なんかになると、途端伝えるの難しいな!?といつも頭を悩ませています。
意味の話ではないですが、敬語で「〜していらっしゃるから」なんかは読者の皆様から舌噛みそう!とたくさん反響を頂いた方言です(笑)。
この辺だと子供の頃から普通に使っているので全然問題なく言えちゃうんですけど…それって、例えば英語のLとRの発音が日本人にはうまく使い分けられない
と言うのと似てるのかも?と思って面白いなぁと感じています♥
言葉って本当奥が深いですよね(*´ー`*人)
(2022/06/14)
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