三十年来の息子

平凡な銀行員は、ある日詐欺だと知りながらお金を渡そうとする老女と出会う。

向山鴉

3分 (1,645文字)

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あらすじ

「だから、百万円、お願いできるかしら」 詐欺だと分かっていながらもお金を渡そうとする、三十年前に息子を亡くしたという老女。同情と使命感のあいだで揺れる銀行員だったが——? ラスト1行ですべてがひっく

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