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あの子がいなくなった

俺はただ、小さくて白いフワフワなそのからだを この腕のなかにすっぽりと納めてみたかっただけだよ

まちか

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詩・童話・絵本 完結
4分 (1,844文字)
さくっと読める超短編です。どうぞよろしくお願いいたします。

8 284

あらすじ

灰色斑の飼い猫 ジル アルビノの二十日鼠 スウ 二匹の”追いかけっこ”は今日も続く――？ 大切なものを大切にする方法って？ どうすればよかったんだろう。 悩ましい猫のお話。　

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詩・童話・絵本 切ない猫

目次 1エピソード

あのこがいなくなった

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