床屋

ゆったりとした時間が流れる短編小説です

青西瓜(伊藤テル)

3分 (1,337文字)

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あらすじ

 そろそろ、この床屋は畳もうと思っている。  私は今年で八十歳になる。  鋏の扱いも剃刀の扱いも、まだまだできるという自負はあるが、自分の人生を振り返った時、あまりにも”そのまま”過ぎて劣等感を抱く。

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