五月某日──(とある作家の日記より)

現代の文豪と呼ばれた作家が書いた、失恋のおはなしです。

狗夜 凛

4分 (2,000文字)
手のひらサイズの短いおはなしですが、長く感じちゃうかもしれません。

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あらすじ

読みにくい文体ですが、 『文豪が死んだ』という作品に出てくる城倉巧の日記です。 スピンオフとか追加エピソードとかではなくて、 これも一つの作品になるかな、という思いのもと書きました。

目次 1エピソード

感想・レビュー 2

芥川をアレンジするとこういう風になるのだろうな

作者さまの作品は初めて拝読させていただきました。こういうのを純文学というのだろうなというのが最初に思いついた感想です。 それにしても、語彙が豊富ですね。本当は辞書を引きながら理解すべき事なのかも知れま
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文学についても考えさせられます

たしかに作者さま曰く『長く感じちゃうかもしれません』、これが当てはまる作品でした。 二千文字に詰められた凝縮感が長く感じさせるのでしょう。 ただ長いわけではなく、たっぷり読んだのに二千?という感
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