ふわふわと日常＆作品語り（2023年版）

10/25 自分の身体の一部なのに、口にできない部位がある

※以下は10/18に書きつけていたメモです。
---------------------
泌尿器科医が出るお話を途中まで（紙書籍で）読んでるところなんですけど…その中にあったことで確かに！と共感したことを忘れないうちにメモ。

同窓会でかつてのクラスメイトたちから「お仕事何してるの？」と聞かれて「医師」って答えると、「すごーい！」ってなる。
一部の女の子なんかはそれだけで目の色を変えて距離を詰めてくるのだけれど。

「何科？」と聞かれて「泌尿器科」って答えると、途端に場の空気が盛り下がって「あ、そうなんだ」と言われるばかりか、「何で泌尿器科なんか選んだの？」とまで言われる始末。

これ、「産婦人科」や「肛門科」も同様の扱いを受けることが多いとかで…ご本人たちからすると「何でだ！」ってなるらしく。

「外科医」とか「内科医」とか「歯科医」とか「眼科医」とか答えて、そんな反応をされることは滅多にないのに不公平だぞ！と。

そして。

患者さんたちもそう言う気恥ずかしさは隠せないのがこれらの科だそうで…。
「目が痛い」「心臓が痛い」「足が痛い」「手が痛い」「腰が痛い」「歯が痛い」「鼻が痛い」なんてことは、日常会話でもバンバン交わされるのに、「おちんちんが痛い」とか…「お尻の穴が痛くて」…「どうも膣炎っぽくて」とか…そう言うのは何かタブーめいているし、何なら「いやぁ、俺、チンコが腫れちゃってさぁ（笑）」「マジかっ。何したんだよ！（笑）」みたいに笑いまじりでないと話せないのはおかしいだろ？と。

同じ自分の体の一部なのに口にするのが憚(はばか)られる部位。

でもそれらも確かにあなたの身体の一部なんですよ！
なぜそんなタブー視するの！と。

確かに、と思いました😅

いや、思ったからって…例えば同僚なんかに「私膣炎になりやすい体質で」とか告白できるか？と聞かれたら「否」なんですよね😅

そう言う背景があるので、泌尿器科や肛門科なんかは例えば自慰で変なことしちゃって、陰部やら肛門に外傷とか負っても素直に理由を述べてくれない患者さんが多いから…見えてない箇所の怪我なんかを見逃さないようにするのが凄く重要になるんだとか。

色んな意味で泌尿器科のお話、目から鱗で面白いです。

読み終えたらこの本のことね、とこのページにもリンク貼りますねପ(⑅︎ˊᵕˋ⑅︎)ଓ
え？　要らない？🤭

ちなみに『そろくい』https://estar.jp/novels/25558279

の頼綱(よりつな)は産婦人科医です٩(ˊᗜˋ*)و
何故産婦人科医を選んだのか？
ズバリ産婦人科医院の跡取り息子だったから、です。

（2023/10/25）