クリスマスの魔法

己と向き合い、懺悔し、愛を手にする

弥生 美音

18分 (10,654文字)

12 127

あらすじ

フレディーは、人も愛もクリスマスも大嫌いな、偏屈な男性。人に優しくしたことなどまったく無く、周りからも疎まれている。そんな彼でも、皮肉なことに恋をしていた。 唯一の理解者である同僚のオスカーに、クリ

目次 1エピソード

感想・レビュー 3

クリスマスの奇跡は、どんな形でも訪れる

メルヘンなタイトルに油断していたら、衝撃の展開にハラハラさせられてしまいました。特に、フレディーがこれまでに見捨ててきた人たちの顛末には、原作の幽霊たちよりも恐ろしさがあり……それゆえに、温かなラスト
ネタバレあり
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どうか彼にも、幸せなクリスマスを

大切なことに気づかせてくれる、そんなお話でした。 フレディが人を嫌うから、周りの人達も、フレディを嫌う。そうすると、フレディはさらに人を憎んで…。悲しい連鎖が生まれていたんでしょうね。 日頃の行いを痛
ネタバレあり
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情けは人の為ならず

他人に優しくしたこともなく、自分勝手に生きてきたフレディーは心清らかな女性、メイビルに恋をしていた。ある日、「クリスマスの魔法」の噂を耳にするフレディー。それは、天使と鐘の像の前で願いをこめると恋が成
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