明日を紡いだ忘れ物

クリスマスの夜、後輩が自殺しようとしている現場に立ち会った「俺」は……

植田伊織

13分 (7,223文字)
自分にとっての絶望は誰かにとっての希望なのだと、わかっていても、理想通りに生きたい時があるものです。

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あらすじ

 クリスマスの夜、退勤しようと施設の施錠をしていた俺「後藤」は、「完璧君」な後輩である「高坂(こうさか)」が自殺しようとしている場面に出くわしてしまう。  なんとか自殺を止めようと、高坂の話を聞く後

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