その声は忘却のかなた

これは遠い過去の小さな夜明け

シバケンタップ

3分 (1,671文字)

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あらすじ

僕は知らなかった。 いつも声を上げて分かってほしいのに、胸がつかえたようでただ声が出せないだけなのに。誰もそれを分かってくれないことを。 そして僕は知ったんだ。 自分がこんなに大きな声を出せること。そ

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