桜嫌いの姫

【優秀作品】桜嫌いの桜姫。姫は他国で人質として過ごした時期、病弱な若君と出会う。戦国の世、桜が見守った二人の物語。

蒼生光希

13分 (7,283文字)
時代物を初めて書きました。楽しんでいただけたら幸いです。

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あらすじ

桜姫(おうひめ)は兄と共に、敵国の人質として過ごしていた。 病弱な若君は、彼女に城下を案内して回る。 時が経ち、彼の真意が分からぬまま、桜姫は彼の元を去り、そして一年の後、二人は再会する。 桜が見守

感想・レビュー 1

ラストに驚き、救われる

こんにちは。桜が嫌いな理由のご縁で拝読いたしました。本格的な時代ものだなと思い読み進めました。人質の悲哀が伝わってきます。価値観が今とは違う時代ですが、現代にも残る心の機微はあると思いました。序盤でな
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