桜の向こうに君がいる

妻を亡くした男は、桜の木に妻の魂の行先を託す

神楽一斗

4分 (2,375文字)

5 134

あらすじ

国際組織に属する男は、庭に咲く桜の木に、妻の魂の行先を託すことを決断する。 『桜が嫌いな理由』用短編です。 構成上、ほぼ地の文となってしまいました。

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

心の奥深く生きている不思議な花……桜。

 悪魔の誘惑のようなシステムの中、主人公の良心が救いでした。入れ替わりが桜ということも、主人公の心に強く影響しているようですね。もはや、植物として見ていられない。嫌いと言いつつ桜を愛しているような印象
ネタバレあり
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