レインコートの彼女

路地裏で出会う、僕と君。名前も知らない彼らは、何を語る。

神崎十色

8分 (4,307文字)
普段出向かない場所では、こんなやりとりがされているかもしれません

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あらすじ

 仕事で殺し屋をしている僕は、事後に路地裏のビルの外階段に座るのが習慣だった。  ある雨の日、いつも通り階段に座っていると唐突に後ろから女性が降りて来て、彼女と毎回話すようになる。  これは殺し屋の僕

感想・レビュー 1

私の近くにもそんな場所とそんな人が

社会人になった人たちは、日々生きる場所に、この作品の階段のような、あまり誰もこない、少し休むためのスペースをそれぞれ持っていたりするのではないでしょうか。 そして、そのスペースで、顔は知っているけれど
ネタバレあり
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