染まる

2/4
11人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ
妄コン「染まる」の受賞作品の感想です。 作品はこちらから読めます。 https://estar.jp/official_contests/159699 【準大賞】 『すべてなかったことにして』 瀬璃 様 書道部の青春をテーマにした作品です。 書道ということで、墨に「染まる」というわけです。 この色から想像されるエンドは、やはり「黒」ということで…… というか、題名からして、バッドエンディングであることは明らかですよね。 私は書道には詳しくないので、この作品を読んで書道のコンテストの実際が分かって、とても勉強になりました。 (私は吹奏楽部だったので、吹奏楽コンクールについては詳しいです^^ 部活の思い出を小説にしてみました。ご興味があれば読んでいただけると嬉しいです) https://estar.jp/novels/26003351 おっと、受賞作品の感想文なのに、自作の宣伝をしてしまいました^^; 本題に戻ります。 作品を読み終わってから、もう一度、登場人物の性別を確認してしまったのは私だけではないはず。 途中、北海道のお土産の「マルセイバターサンド」が登場します。 はい、これ、銘菓ですw 六花亭という、北海道でも老舗の超有名店のお菓子なのですが、この作品に出てくる通り、レーズンが苦手な人でも食べられるお菓子なのです。 パッケージデザインも、長年の歴史を象徴するクラシカルなデザインになっています。 北海道のお菓子は「白い恋人」が有名ですが、六花亭のお菓子もとってもおいしいのでオススメですよ~ あ、また話がそれてしまった💦 閑話休題。 この回の妄コンのテーマは「染まる」でしたが、この作品は、染まるの要素は弱めです(墨を落として作品が失格になり、自分の青春が黒く染まったというオチにはなっていますが)。 私としては「レーズンの味」の方が気になりました^^; 先生が買ってきた北海道のマルセイバターサンドのレーズンはおいしかったけど、ラストで食べたリンゴケーキのレーズンはまずかった、というところが印象的でした。 書道のコンクールというあまり描かれない世界を書いた斬新性と、青春ストーリーとが見事にマッチした素晴らしい作品でした。 * * * * * ところで、妄コン「染まる」の大賞作品と準大賞作品、両作品とも「黒」に染まり、バッドエンドなのですね💦 一方、私の作品は『白く染める』でハッピーエンド。 むむむ…… 私も黒染めでバッドエンドにすればよかったのか…… なんてね。 次回も、妄コン「染まる」の感想です。 お楽しみに!!
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!