紫の鳥(前後編)

『神の遣い』として崇められている女王のように美しい赤い鳥と、旅の途中の青い鳥の恋物語。前後編。

唐沢野枝

11分 (6,391文字)
罪悪感から解き放たれる、私にしては読後感のいい話になっています。

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あらすじ

島の鳥達に『神の遣い』として崇められ、女王の様に〝特別”な存在である孤独で美しい赤い鳥と、旅の途中の青い鳥が嵐の夜に出逢って恋に落ちる話。 美しい赤い鳥が、”幸せ”になる事を自ら拒否する理由とは…?

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

大人向けファンタジー

こんにちは。拝読いたしました。文章が上手く読ませます。前編後編に分けた仕掛けも機能していると思いました。主役の赤い鳥、青い鳥が映像的で、頭の中に展開されます。 これはわたし個人の印象なのですが、古典芸
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